2018-06-21

「日本の表現を届ける」KAMADOのこと。| 柿内奈緒美

start!

「古き良きものを次の時代へ。新しき良きものと未来をつくる。」

はじめに・・・

こんにちは。
私は今、個人で「KAMADO」というサービスをつくるため、動いてます。

ここでは、このKAMADOの大枠について紹介します。(これから、しばらく自己紹介などが続きますので本題のKAMADOを知りたい方は「なぜ、KAMADOをつくるのか?」まで進んでください。)

まず、自己紹介から。

私の名前は、柿内奈緒美と言います。知り合い9.5割の人に「カッキー」と呼ばれてます。アカウント名、絵や写真のサインに使ってるのは「kakiao」「ao」です。小さい頃から青色が好きでnaomiのNを抜いて使ってます。

そして、medley Labo(メドレーラボ)という個人事業屋号で、編集・キュレーションを生業としてます。

*キュレーション・・・情報を収集しまとめること。または収集した情報を分類し、つなぎ合わせて新しい価値を持たせて共有することを言う。

キュレーションし、様々な媒体や空間を通して発信することが私の生きかたです。

発信するのを始めたのは、2005年でした。

i phone もまだない時代。インターネット上ではこんなサービスが生まれた年です。↓(引用元

動画共有サイト「YouTube」がサービスを開始

「iTunes Music Store」がサービスを開始

日本のインターネット普及率は70.8%

そんな頃に、『パソコン持ってるし、何か出来ないかな?』と本屋へ行き、自分のホームページを作ってアフィリエイトをはじめました。

自分が「良い!」と思うライフスタイルのコンテンツをひたすら紹介するものでした。カテゴリーは「ファッション」「雑誌・本」「インテリア・雑貨」「映画」「ガーデニング」など。自分が持ってるプロダクトを一つひとつ写真に撮り、どこで買ったのだとか、どこ産なのか、どこが好きなのかとか、コメントをつけて掲載してました。

元々、絵を描くこと、文章を書くことが好きだったのもあり、ただただ「好きだ」という想いで運営してて、完全に自己満足のサイトだったのですが、かなり愛情に溢れてたな・・・と思ってます。

サイトの名前は冒頭にもあった「medley Labo」”寄せ集め研究所”という意味です。

 

2012年に上京し、元々、大好きだった雑誌を朝7時から読み漁る生活を継続しまくってたら、「雑誌のひと」として認識され、雑誌で読んだ場所や会ってみたかった人に会いに行ってはブログやSNSで発信してました。そして、「ああ、私は行動して情報を集めて、自分なりの発信することが大好きなんだな」と自覚しました。

そこで、何かをカタチにしたい!とクラウドファンディングで支援いただきつくったのが個人雑誌「Lush Life」です。上京した時から住んでた大型シェアハウスのコミュニティについてまとめたものです。

今でさえ、「クラウドファンディング」といえば認知度も上がったと思いますが、私が実施した2014年にはまだまだ知らない人の方が多くて、支援というよりまず理解してもらうのに大変でした。
そして、制作まで時間がかかってしまったのですが、2016年2月2日に創刊しました。

▲雑誌「Lush Life」

▲雑誌「Lush Life」

この雑誌が完成した時、私はその頃の自分が目指す山を見つけてました。

そして、始まったが「アートがライフスタイルになるウェブマガジン PLART STORY」です。

 

PLART STORYについて

PLART STORYは2016年11月15日、企業の新規事業として立ち上がりました。

PLART STORYの根本は、私が大型シェアハウス(70人強の住人との生活)に住んで感じた、人のつながりの心地よさを日本の社会に広めたい、と思った事から始まりました。シェアハウスに住んでる人達は「ここには色んな人がいる」と理解して暮らしてました。

人との違いを面白がる事、人の価値観を否定しないコミュニティが私にはとても心地がよかったのです。
そして、それを日本の社会で築くのには人の個性や表現を認め合うことと思い、まさに個性の塊であるアートをもっと身近に感じる仕組み作りを目指して運営してました。

1人1人がアイデンティティを持ち、表現する事を恐れない素地を作りたいです。それにはアートという切り口で編集すれば、どこまででも伝えて、繋がっていけると思いました。アートは人の表現だから。人が創るものだから」(引用元

PLART STORYは今年の5月15日からサービスリニューアルのため、休止となってます。

サイトは閲覧可能ですので良かったら覗いてみてください。

 

なぜ、KAMADOをつくるのか?

百花繚乱の世界
この言葉は私が長年、持ち続けてるビジョン。
現パナソニック創業者・松下幸之助さんの言葉です。

一人ひとりの表現・個性が花開く世界になって欲しい。だけど、日本人は見えない鎖がついてるように表現しない・できない。自分の意見を言わない・言えない。それは、自分の表現が咲くための根っこを分かってないからなんだと思います。

だから、「日本がなんなのか」「アイデンティティ」を知って、自分の意見と自信を持つこと。
そして、人との違いを認め合うこと
だと思ったのです。

「百花繚乱の世界」をつくるために、表現の花を咲かせるために、根っこを知るためのプラットホーム

それをカタチにするのが「KAMADO」です。

start!

KAMADOのサービスについて

現時点で、KAMADOのサービスは日本向けと海外向けを構想してます。

どちらも共通してる事は「日本の表現を届けること」です。

 日本向けは「日本の根っこ」を知る、見る、体験するための発信とスキーム作り。
 海外向けは「日本の表現」を届けるウェブマガジン。

詳細はまた後日。

では、「日本の表現」とは何か?

海外版、日本版のどちらにも共通してる「日本の表現」について詳細です。

私が考える日本の表現「アート」「伝統文化」「伝統工芸(民芸)」「日本美」になります。

土地も人も、自分たちが自信を持って「これが自分」と声を上げれる土壌があってこそ輝きます。

民芸や伝統工芸・文化は日本が長い歴史の中で作り出してきた豊かさや知恵の表現であり、日本の資質を具現化しています。

私の中ではアートも、伝統文化も工芸、民芸も、「この土地で生まれた表現」です。

表現の基礎をつくってきた時代や表現者を取り上げます。そして、今の時代の表現者も。

この根っこが今の日本に必要だと思うから。そして、花開く表現を世界に発信したいのです。

世界中の人が訪れてみたいと思う日本の国を。

ここに住む人たちが未来へ希望を持ち、笑顔でいられるように。

KAMADOがローンチするまでの今後の活動を、ここで発信していく予定です。

どうか、心がけして頂けると嬉しいです。

この記事のシェアも嬉しいです。よろしくお願いします!

柿内奈緒美

▲KAMADO ステートメント

▲KAMADO ステートメント

 

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

* Copy This Password *

* Type Or Paste Password Here *

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>